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雲

2017.12.26

ホームページ医療広告ガイドライン

先月、第29回日本舌側矯正歯科学会に参加しました。

そこで、日本矯正歯科学会の委員よりホームページ等のガイドラインについて説明を受けました。

実は当医院も抵触しているところがあり、指摘を受けたため修正しました。。。(汗)

日本矯正歯科学会会員でなければやりたい放題というのが現状なのですが。。

なぜこんな説明があるのかというと、

現在、歯科矯正治療はどこの医院でも行われているという状態であり、

そのため患者さんからのクレームが増えています。

歯科医師であれば矯正治療を行えますので何ら問題は無いのですが、

問題は技術です。

矯正治療には、決してやってはいけないことが多数あります。

この決まりごとを無視してしまうと、治療が上手くいかなくなってしまうのです。

そのため、

「真面目に通っているのに、治療が進んでいるような気がしない!」

「先生の説明が毎回ころころ変わる!」

「高い治療費を払ったのに、全然治らない!」

「転院を申し出たところ、治療費の返還がない!」

などなど・・・

そこで医院とトラブルになり消費者庁に駆け込む方が増えているそうです。

先ずは、学会の認定医・専門医から患者さんに向けて誤った情報を流してないかのチェックを行うというわけです。

しかし、

規制をかけ過ぎることにより、患者さんの知りたいことがホームページ上で伝えられないことにもなります。

学術的な用語ばかりの堅苦しいホームページなんか読む気もなくなっちゃいますしね。。。

患者さんの立場に立つと、何が本当か分からなくなってしまうのも当然だと思います。

とりあえず、

近くの矯正歯科を2~3医院まわってみて、情報を擦り合わせて、医院を選ぶしか方法はないのではないでしょうか?